関ヶ原の合戦に敗れ逃れてきた石田三成は、母の出身地である古橋村の法華寺の塔頭三珠院に身を寄せましが、村人達の噂になってしまったため、村の百姓与次郎大夫がこの岩窟に匿ったと伝えられています(現在の岩窟は、岩が崩れ土砂が入り込んでいるが、かつては25m前後の岩窟でした)。
しかし、追っ手がこの地に迫ったため、村の者に迷惑をかけることを恐れた三成が与次郎大夫にこれまでのことを感謝すると共に、訴人するように説得し、徳川家康の命令を受けて三成を捜索していた田中吉政の追捕隊に捕縛されました。
- 住所
- 滋賀県長浜市古橋
- 最寄駅
- JR木ノ本駅
- 備考