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衝撃!!カロムの発祥は彦根でなかった?!

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2017年6月18日、彦根では、カロム日本選手権大会が開催されました。しかも、第30回と長い歴史を持っています。大会を主催する日本カロム協会事務局も彦根に存在します。彦根はカロムの聖地とも言われたり、彦根市民の家なら一家に1台カロム板があるとも言われたりもするほどです。
これらはなぜか??、彦見市民なら、彦根がカロム発祥の地だからと答えることでしょう。筆者の私は、彦根市民ではありませんが、彦根市民の友達から、カロムは彦根が発祥と聞いたことがあります。



しかし、カロムが彦根が発祥というのは、実は大間違いなのです。この事実は、彦根が発祥と、子どもの頃から聞かされ信じていた彦根市民にとっては、衝撃な事実なのではと思います。筆書も、彦根市民でないけれど、何人もの彦根市民から、カロムは彦根が発祥と聞かされていたので、ビックリでした。

では、本当の発祥地はというと、インド発祥(エジプトという説も有り)で、南アジアでポピュラーなゲームとなりました。そして、インド系移民によってヨーロッパやアメリカにも持ち込まれました。地域よって、カロムでなくキャロムと呼んでいる地域があります。

そして、日本への伝来時期については諸説ありますが、明治末期にアメリカ人の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズが持ち込み流布させたとする説が有力とされています。

その後、昭和初期に「闘球盤」(投球盤)という名称でカロムは全国的に普及したが、戦後は彦根市を中心とする滋賀県の湖東・湖北地域にしか残りませんでした。彦根市では現在でも親しまれており、日本選手権大会が開かれているほか、カロム盤が新規に製作されています。彦根市には大正時代に使われていたカロム盤が現存しています。

上記のように彦根が発祥でない事実はわかりました。それならばなぜ、彦根で今もカロムが親しまれているのでしょう??理由の一つとしては、彦根の地場産業が関連している可能性が高いです。彦根では昔から仏壇作りが盛んで、仏壇を作る木工技術が、カロムのボードや玉を作る技術にも受け継がれ、カロムが残り続けられる環境があったからだと考えられます。

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